高橋悠治ピアノコンサートに行ってきた
先日、今日とコンサートホールで行われた、高橋悠治ピアノコンサートに行ってきた。日本人の伝説的ピアニストの登場なので、前から楽しみにしていた公演である。発売初日にチケットを購入したため、前から3番目のとてもいい席で鑑賞出来る。
- バッハ:「平均率クラヴィーア曲集」第1巻より、変ホ短調
- バッハ:「平均率クラヴィーア曲集」第1巻より、ヘ短調
- バッハ:「平均率クラヴィーア曲集」第1巻より、ニ短調
- ブゾーニ:ソナティナ2番
- ブゾーニ:インディアン日記第1巻全4曲
- ブゾーニ:子守唄
- 高橋悠治:花形見2
- モンポウ:沈黙の音楽より抜粋
- 戸島美喜夫:鳥の歌
- アントニオ・カルロス・ジョビン:モディーニョ(アンコール)
- アントニオ・カルロス・ジョビン:ア・フェリシ・ダージ(アンコール)
ざっとプログラムを見てわかるとおり、バッハの平均率ぐらいしか聞いたことがない人は多いだろう。そして私もその1人である。このコンサートの直前にモンポウのCDは購入したが、他は未聴のままコンサートを迎えた。
いつもどおりの少々サイケデリックな衣装で登場。にこにこ笑いながら観客に向かってお辞儀。「ガンコオヤジ」と勝手にイメージしていたが、それとはずいぶんかけ離れている様子。さて、バッハの平均率は、そのタッチのやわらかさに驚いた。ふわふわと浮遊しているようなバッハで気分は上々。次はブゾーニの曲だが、きちんと予習をしておくんだと後悔。というのも、どれも難解な曲で、一度聴いただけで理解するのは難しかったのである。事実、私も始めて聞くこれらの局に少々戸惑ってしまう。
休憩を挟み、後半は高橋氏オリジナルの作品とモンポウ。三味線奏者の高田和子さんにささげるために作曲した、という花形見2(プログラムに掲載されている漢字は見つからず)であるが、現代バンザイといった印象の曲で、あまり理解できず。モンポウは、弾く曲をその場で決めているようで、何を弾くか楽譜をめくって考えていた。これは予習していたのでとても楽しめた。モンポウは悪くないですな。
バッハから始まり、一気に現代までタイムスリップした今回のコンサート。現代とか前衛は少し苦手かな。ただ、生きる伝説をこの目で見たことは大満足。次に高橋氏のコンサートに行く機会があれば、もう少し違ったプログラムも聴いてみたいものである。

2008年07月14日 | | 音楽のある生活
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