フェデリコ・モンポウの芸術

今週末は高橋悠治のピアノリサイタルがあるのだが、その中で演奏される「モンポウ」という作曲家について、恥ずかしながら全く知識がなかった。そこで、モンポウの全ピアノ作品が収録されたこのBOXを購入し、勉強することに。これはモンポウ自身が晩年に収録した全集で、まさにモンポウ漬けのCDたちである。
フェデリコ・モンポウは、1893年にスペインはバルセロナに生まれ、1987年にバルセロナで没した。スペインを愛し、残した音楽はファリャ的でスペインの民族色が色濃い、と言いたいところだが、実際はむしろフランス近代風の内省的なモチーフが目立つ。消え入りそうなピアノの音色は、夜1人で聞くのにはうってつけだ。
正直、一聴するだけではモンポウの魅力は伝わりきれないかもしれない。というより、この音楽を好む人自体、あまりいないかもしれない。近代音楽が好きな人にはおすすめかな。先程も書いたが、私はもっぱら夜にモンポウを聞く。なぜかというと、昼間は生活騒音の生で、モンポウの音楽が全然聞こえないのだ。
2008年07月09日 | | 音楽のある生活
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